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公益財団法人
仙台応用情報学研究振興財団

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デジタル寺院によるデジタルコンテンツの相続の実現に向けた研究開発の推進(令和3年度)

デジタルコンテンツの相続についての研究を進行中。クラウド事業者は、所有者の死後のデジタルコンテンツの扱いを設定する仕組みを整備しているが、デジタルコンテンツの財産的価値や既存の相続制度との整合性については未解決。また、遺族がデジタルコンテンツの保管サービスの利用情報を知らなければ、相続が困難になる問題がある。これを解決するために、利用情報の相続問題を一般化し、遺族への効率的な情報伝達と安全な情報管理の仕組みを提案している。これまで研究開発してきた秘密分散法を応用することで安全に遺族の間で分散して管理する利用情報相続機構を以下の研究会で発表した。

*学会発表
「個人のサイバー空間利用情報の相続機構」
樋地正浩、 橋祐一、 菊池一彦、 藤田茂、 白鳥則郎
情報処理学会東北支部研究報告Vol.2021-2-4,2022 年1 月22 日オンライン