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公益財団法人
仙台応用情報学研究振興財団

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英語多読学習における高次元流暢性獲得過程の研究開発(令和4年度)

流暢に英語が読めるようになる高次元流暢性(Fluency)を獲得する過程について、放送大学群馬学習センター「The New York Timesの見出しを読む」ゼミを対象にして考察した。
今年度は、学習全体を総合するmanagerに着目し、ゼミという空間を共有することにより、活発な意見交換の場を通して、高次元流暢性を獲得するまでの過程について研究した。
このゼミの2022年度前期の参加者は、20代から90代まで合計16名である。ゼミ参加の目的は、多角的な視点を得るため、世界情勢から自分の世界を広げるため、自分の世界を表現するため、社会と触れ合うため等多様であった。
英語のレベルアップという同じ目的を持ち多様な経験に裏打ちされた多くの仲間と共に英語学習を実践した。
ゼミ参加者の集団的な学びを育み、言語習得に向けた学びの共同作業が活発になり、効率的な学びを深め、社会知獲得へのヒントを見つけることは今後の課題である。

 

*学会発表
令和4年度電気関係学会東北支部連合大会 1H02
2022年8月23日(火) 10:00~12:00 
「実用英語学習における空間軸・時間軸を通した学びの深まり」
小野里 好邦, ベアリー キース, 野口 正一